アニメタン

深夜アニメについて主観的に語ります。アニメのテーマ、演出、メタ考察。自作リミックス、二次創作なども公開していきます。

2019秋アニメ 暫定評価と見るべき作品!

 

今期アニメランキング予想

2019秋アニメが始まりました。

一話~三話を見て、今期のオススメのアニメTOP10を紹介します。

  1. バビロン
  2. 本好きの下剋上
  3. ぬるぺた
  4. アズールレーン
  5. 慎重勇者
  6. 俺を好きなのはお前だけかよ
  7. 神田川JET GIRLS
  8. ぼくたちは勉強ができない!(二期)
  9. アサシンズプライド
  10. ライフル・イズ・ビューティフル

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2019秋 最もオススメのアニメ「バビロン」

 

最後まで見た評価はまた変わるかもしれません。

ただおそらく上記の作品は高い評価になりそうですね。

では、ランクインしてない作品も含めて、

一つずつ詳しいレビューをしていきます!

 

ちなみにネット配信で見ています。

これが最速配信表です。

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2019秋アニメ 最速配信表

 

 

 

 

 

個別アニメレビュー

 

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作画 絵の品質(作画・動画・CG)

脚本 脚本の品質(ストーリー・セリフまわし)

演出 演出の品質(コンテ・音響・効果など)

主観 個人的な好み(キャラデザ・配役・テーマなど)

 

総合点 20点満点

14点 ふつう

14.5点 まあまあ良い

ーー15点ーー おすすめライン

16点~ 良い

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警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-  11点

作画3 脚本2,5 演出3 主観2.5

アニオリということで期待はしたが酷い出来だった。

安直な人物背景の描写から始まり、緊張感のないキャラたちの行動、事件の解決方法も無茶苦茶なもので、

警察ドラマに必要なリアリティや説得力が全くなかった

第2話まで

 

バビロン 18点

作画3.5 脚本4.5 演出5 主観5

野崎まど作品ということで覚悟して見たが、1話から驚きの展開。

テレビドラマにありそうな硬派な検察ドラマと思いきや、

謎に満ちた女の奇妙さが際立つ演出、

明かさられる真実とそれをひっくり返す展開というのが繰り返され、

非常に見応えがある。

3話まで見ればテーマが分かるのでとりあえずそこまでは見るべき、今期イチオシの作品

第3話まで

 

Fairy gone 二期 15点

作画4 脚本4 演出3.5 主観3.5

後半ということで、一期の戦いの後レイドーンが何を企んでいるのか気になるところだが、

1話はマーリヤの過去掘り下げ。実質おさらいのようなもので頭に入りやすかった。2話は因縁の対決。

話が盛り上がってきたので、今後に期待。

第2話まで

 

 

兄に付ける薬はない!三期 14点

作画3 脚本3.5 演出4.5 主観3

テンポの良さと独特のアニメーションで面白いし見やすい。

日本のアニメも演出を見習ってほしい。

第1話まで

 

PSO2 エピソード・オラクル  15.5点

作画4 脚本4 演出3.5 主観4

一期と繋がっていない話の二期。

一期と比べるとシリアスというかPSO2っぽさはかなり増している。

いきなりハードな戦闘があり、見応えがあった。今後が気になる。

第2話まで

 

私、能力は平均値でって言ったよね! 13.5点

作画3.5 脚本3.5 演出3 主観3.5

可愛らしい絵だが、中身がアラサーの異世界転生モノ。

主人公が女というのは珍しいが、ギャグやノリがおっさん臭くて新鮮味が無くなっている。

はっきり言ってネタが寒い。

第1話まで

 

Z/X Code reunion 14点

作画3 脚本4 演出3 主観4

美少女動物園モノかと思いきや、いきなり戦闘が始まった。

エヴァオマージュを感じる。

キャラデザがイマイチかつ作画が少し不安。

EDの絵めっちゃ可愛いのに…

第1話まで

 

神田川JET GIRLS 16点

作画3 脚本4 演出4.5 主観4.5

鳴子ハナハルキャラ原案、金子ひらく監督ということで

言わずもがなおっぱいアニメなのだが、

エロアニメとして切り捨てるにはもったいないクオリティだった。

主人公描写が脚本演出共に丁寧で、方言や表情など魅力的だった。

競技性は疑問だがエロのオマケということで、そこまで期待していない。

作画がもってくれることを願う。

第1話まで

 

俺を好きなのはお前だけかよ 16点

作画3.5 脚本4 演出4 主観4.5

展開が進むにつれ、ただのハーレム恋愛モノではないと気づく。

ヒロイン全員に悪印象を持つところから始まる、

実質ヒロイン不在の恋愛アニメというのは新しい。

親友の性格もなかなか珍しい。

展開が読めそうで読めないのがとても良い。

第2話まで

 

本好きの下剋上 17.5点

作画3.5 脚本4.5 演出4.5 主観5

なろう異世界転生モノと聞いて期待していなかったが、

良い意味で期待を裏切られた。

まず転生ではなく乗り移りであり、その身体は幼女のものである。

それゆえにその身体の違和感の描写から始まっている。

これは転生アニメ史上とても珍しい

その身体の不自由さとともに中世の庶民の家に放り込まれ、とても厳しい環境からスタートする。

現代知識をもっているが、体と環境の不自由により無双するようなことはできず、失敗を繰り返して進展する。

この地味さと細かさが、なろうとは思えないほど丁寧だ

ノローグと周りの扱いのギャップも面白い。

笑える、ここが見所というアニメではないが、ずっと見ていられるような優しさ・暖かさがある。

本への執着は少し大袈裟だが、現代のスマホに置き換えれば分からなくもない。

構成も、回想的に振り返っていくという形式でナレーションと調和を図り、よく出来ている。

第2話まで

 

 

放課後さいころ倶楽部 13.5点

作画3 脚本4 演出3 主観3.5

京都とアナログゲームという要素が織り込まれているが、そのどちらもイマイチ。

方言は少し不自然で、

ゲームは肝心の展開を描かなかったり、恋愛駆け引きに使ってしまって魅力が良く分からない

そもそもの題材のゲームがやりたいと思えるものではない。

だが主人公があそこまで陰気なのは珍しく、それは面白いと思った。

第2話まで

 

慎重勇者 17点

作画4 脚本4.5 演出4 主観4.5

装神少女まといを思い出させるかのような演出と、

このすばのアクアのような駄女神のコメディが魅力のアニメ。

慎重さで勝つというカタルシスよりも、

それに振り回される女神の可愛さ、面白さが強い。

めまぐるしい作画の変化と抜群の演技力により、

食傷気味になる程のギャグが成立している。

意外と展開はグロさもあり容赦ないので飽きずに見れる。

それにしてもあのアクアを過去の存在にしてしまう

豊崎愛生、恐るべし。

第2話まで

 

旗揚!けものみち 16点

作画4 脚本4 演出4 主観4

主人公がかなり狂っている。

モナーというよりサイコパスというか、

動物愛を語りながら人間を平気で攻撃したり、

捕まえた動物を売ろうとしたり、

ギャグは面白いがその辺は理解できない。

女の子は可愛いし、主人公以外のキャラは魅力がある。

プロレスの要素に関しては作画演出共に素晴らしい。

第2話まで

 

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 10.5点

作画3 脚本2 演出3 主観2.5

ここまで酷い異世界モノは見たことがない。

最強設定自体が安直なのに、それすら守らず政治家が戦闘をしたり、

意味不明のマジック(マジックとして成立してない)をしたり、

ツッコミどころが多すぎる。

可愛い忍者キャラ以外の魅力が全くない。

開始早々すでに面白くなる可能性を潰している。

第2話まで

 

ノー・ガンズ・ライフ 15点

作画4 脚本3.5 演出4 主観3.5

古風な雰囲気やベンジーのOPからハードボイルドを予想するが、意外とギャグ多め。

見た目もシュール。やや緊張感が無い展開で残念。

第1話まで

 

アサシンズプライド 15.5点

作画4 脚本4 演出3.5 主観4

男性向けだが、主人公の振る舞いは少女マンガのようなイケメンさがある。

一話でこの作品の概要が分かってしまうのは、少しもったいない。

もう少し一話の内容に時間かけても良かったのでは?

よりハードな展開を期待したい。

第1話まで

 

アズールレーン 17点

作画4.5 脚本4 演出4 主観4.5

ソシャゲのアニメ化としてはかなり頑張っている。

様々なキャラを網羅してシーンを作りつつ、話が成り立っている。

ゲームにはなかった(?)細かい戦闘設定を高いレベルで表現している

そして作画は流石といったところ。

サービスシーンも極めてクオリティが高い。

原作ゲーマーは大満足できる出来だろう。

あとは初見向けにキャラへ感情移入できるようなストーリーを作れるか期待したい。

第2話まで

 

真・中華一番! 14点

作画3 脚本4 演出3.5 主観3.5

絵柄が個性があるし、飯テロアニメとして割とよく出来ている。

ある意味俺TUEEモノといえる。

少し主人公たちの声の区別がつきにくいのが難点。

旅で出会う仲間がその後どう関わるのか期待したい。

第1話まで

 

ぬるぺた 18点

作画5 脚本3.5 演出4.5 主観4.5

5分のショートアニメだが中身が濃い

展開がどんどん変わるので見ていて飽きない。

二話はかなりぶっ飛んでいて、

シナリオなど必要ないとでもいうような、

狂気すら感じる展開だった。

だが、まるで夢の中のような浮遊感があって、ついていけないことはない。

また上田麗奈のロボ演技が素晴らしい。

そして何より、作画が素晴らしい。

アニメーションの本質を完全に理解したような動かし方で、それを見ているだけで楽しい。

コンテ、作画、動画、背景に至るまで、

アニメのセンスの塊。

第2話まで

 

GRANBLUE FANTASY 二期 13.5点

作画4 脚本3.5 演出3 主観3

前作より作画が良くなった。

だが演出も含めて味の薄さは変わらない。

ストーリーはアクションやトーク多めなので、上品な雰囲気アニメにもならず、何とも微妙な作品。

原作ゲーマーでないと楽しめないかもしれない。

第2話まで

 

戦×恋(ヴァルラヴ) 14点

作画3.5 脚本3.5 演出3.5 主観3.5

魔装学園CONCEPTIONを思い出す設定。

主人公が珍しいタイプで新鮮。作画もエロい。

だが求められる恋人的行為が中身を伴わなくて良いので、安っぽいエロ展開にしかならない気がする。

9人の中で魅力を感じるヒロインがどれだけ出るかがカギだと思う。

第1話まで

 

ぼくたちは勉強ができない!(二期) 16点

作画3.5 脚本4 演出4.5 主観4

一話からひたすらおっぱいネタで飛ばしていた。

例のごとくアンジャッシュ的すれ違いをし続けるわけだが、

文乃が群を抜いて良いキャラになってきている。

うるか達も可愛いがリズなど、ややキャラが薄くなってる気はする。

毎度の同じ展開も含めてこの辺のマンネリ化が起きない工夫を期待したい。

第2話まで

 

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld  15.5点

作画4 脚本4 演出4 主観3.5

キリトが廃人になってしまったところから始まる、アリスがしばらく主人公的に活躍するのだろう。

正直キリトは終盤までこのままでもいい気がする。

現実世界との絡みが楽しみ。

第1話まで

 

天華百剣 ~めいじ館へようこそ!~ 14.5点

作画3.5 脚本3.5 演出4 主観3.5

画面の使い方が面白い、独特のコンテ演出だった。

ソシャゲアニメとして特筆することはないが、包丁三人の新人声優はかなり良い感じ。

特に柳原かなこ今後確実に活躍するだろう。

第1話まで

 

ライフル・イズ・ビューティフル 16点

作画4 脚本4 演出4 主観4

今期唯一のきらら風アニメ

ライフル射撃という部活のゆる癒し系だが、設定等はリアルに作られてるようだ。

声優の演技やキャラデザの既視感は気になるが、作画は良い。

人集めパートをコンパクトにしたり、

人物紹介を中盤にいれて印象に残りやすくしたりと、

見やすいように構成の工夫もあった。

ギャグ演出は薄めで、より癒しに寄せているような気がした。

競技の面白味やキャラの魅力が上手く描かれることを期待したい。

第1話まで