アニメタン

深夜アニメについて主観的に語ります。アニメのテーマ、演出、メタ考察。自作リミックス、二次創作なども公開していきます。

2017年春アニメ評価 終盤失速したアニメ多い・・・名作なし!

うーん、平均して駄作は少なかったけど名作もなかったなあ

2017春平均 14.3点

 

【最終更新日 7/4】

 

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作画 絵のうまさ

脚本 シナリオの良さ(ストーリー・セリフまわし)

演出 演出の良さ(コンテ・音響・効果など)

主観 個人的な好み・キャラデザ・配役

 

総合点 20点満点

12点~ ふつう

14点~ まあまあ良い

ーー16点ーー おすすめライン

17点~ 良い

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 ネタバレ要素は灰色にしてあります!ご注意ください!

 

 

 

 

 

 

 つぐもも 14点

作画3
脚本4
演出4
主観3

弱い主人公に強いヒロイン→ヒロイン弱体化→主人公成長という分かりやすい流れがあって成長をうまく描けていたとおもう
声優の演技も良かった。エロの使い方はうまい具合にギャグにもなっててよかったけど「ち○こ」いわせたのはワロタw
2期あったらもっとおもしろくなりそう

 

 

 

フレームアームズガール 17点


作画5
脚本4
演出4
主観4

オリジナルアニメにしては非常に各話構成がしっかりしてた徐々に増える仲間、豊かになる感情、強化されるFAG。
日常モノでしかもほとんどあおちゃんの室内が舞台だけど一度も飽きが来なかったのは素晴らしいとおもう。ペース配分が完璧。
そして何といっても8話以降のOP作画確変!めっっっちゃくちゃカワイくなっててこれは感動した。
そしてその8話以降は特に手描き作画がいい感じに使われてた。3Dもいいけどキメるシーンで線が増えると気持ちいい。
トーリーも毎話地味に繋がって最終回にかけて盛り上がっていった。けいおんなんかにもいえる日常系のお手本演出ですね。11話は近年稀に見る神温泉回だった!
声優もみんな良くてめっちゃ癒された。そしてちょっとプラモ欲しくなったw 2期匂わせたならきてほしいな
最終話については意見が分かれるだろうけど、お別れENDはいろんな想像ができるから好き。販促3Dアニメとしてみればあのライブはギリギリのアリだと思うw 3Dモデルよく見えたし。あおげば愛しいはすごくいい曲だった…
OPも神前曲のりえしょん、めっちゃすき

 

http://i.imgur.com/B0ypKCI.gif

 

 


ロクでなし魔術講師と禁忌教典 13点


作画3
脚本2
演出3
主観5

3話時点での評価は17点くらいだった。ヒロインがチョローラピテクス。即落ち。でもみんなああいうのが好きなんだよなw 
初回の種明かしはおもしろいという効果はあるにしても3話までで世界観・設定をきれいに見せたのはすごい。
キャラも増えて魔術競技祭も普通におもしろかった。リィエルの話も少し足早だがよくできていたとおもう。
そこまでがよかった分、最後の3話はつまらなく感じた

敵側のレベルが急に落ち、苦戦する理由が幻覚攻撃?とグレンの過去?という曖昧な感じに。
白猫とは別世界といっておきながら白猫の魔法でワンパンじゃねーかw 一体何が脅威がったのか分からずグレンは何を必死に準備したのかも曖昧、ラスボスをあっけなく倒してしまった。
エピローグもうすい。作画も雑になり打ち切りENDのごとき終盤の雑さでかなり評価落としました。キャラクターはめっちゃかわいかったのに。

 

 


武装少女マキャヴェリズム 11点


作画2
脚本2
演出3
主観4

キャラクターとキャラデザは好きだった。途中までハーレムアニメとして順調に進んでたが終盤9話から失速。
キルキルが暴れだしたあたりが謎の行動原理&ヒロインが傷つけられるというストレスの溜まる展開だった。急によくわからん殺し合いはじめてドン引き。
ああいう展開は先に説明しないと辛いな。説明セリフ少ないのはいいんだけど、少し乱暴すぎる気がした。
作画も万策尽き、11話はほとんど動かずアニメで見れない状態。絵は崩れないけど圧倒的な人手不足を感じた。あれ作画遅れがコンテに影響与えたのでは…
全体的に原作をそのままアニメにした感じで、再構成・演出・伏線が足りない気がする。
あと会話のシーンでところどころ応答になってなくね?というところがあった。その点で脚本も評価マイナス。

 

 

クロックワーク・プラネット 12点


作画2
脚本4
演出3
主観3

話自体はなかなかおもしろかった。2種類の天才が互いの欠点を補いつつ切磋琢磨するストーリー。
主人公のクズだけど正義感ある性格がうまく描けていた。オートマタたちも魅力を感じるキャラだった。
毎話で山と谷の展開があって脚本構成の力は感じたけど、終盤の八束脛での展開とかところどころ設定とか雑で何をやってるかよく分かんなかったなあ。おれたたENDは良かったとおもう。
一番の欠点はキャラデザが古い… 原作感を無理に出そうとしたのかな…ある程度動くし極端に破綻してないけど安定感は感じない作画。ギリギリの3点。
OPわりといいけどTHEアニソンて感じで古いw

 

 


恋愛暴君 14点


作画3
脚本4
演出4
主観3

ギャグアニメとしておもしろかった。ヒロインたちと徐々に関係が変わりつつ最後はグリの成長を描き切った。
最終話への伏線の張り方がしつこいくらいあって丁寧で良かった。それぞれのキャラ立ちも濃く均等にできていて良い。後半ゆずちゃん天使だったなw
ギャグでの作画描き分け、テンポ等の演出もナイス。最終話まではシキミの意図が分からずちょっとウザイねw でも最後まで勢い落とさず完走できてハッピーエンドな良い作品でした。しいていうなら若干ワンパターン。
OPはキャラソンみたいなWUGのMONACA曲。大坪由佳EDは好きだったなあ。

 

 

 

冴えない彼女の育て方♭ 17点


作画5
脚本4
演出4
主観4

一期とはだいぶ違った作風というか、ラブコメ色は薄くクリエイターとしての内面性に焦点をあてた話になっていた。2期というより分割2クール的な認識の方が見やすいかもしれない。
作画は安定して性的趣向に溢れたエロスであった。ストーリーはクリエイターの成長物語。わりといい話だったと思う。
この作品では終始、倫理くんだけヒロインたちと同じ土俵に立っていない。踏み込んで人の心が読めず、気持ちを察することのできない、消費者、世でいうオタク的存在のメタファーであり、その弱者性に女神的メタファーの圧倒的強者、生産者であるヒロインたちが呆れ、許容し、惚れる話だ。簡単にいうと女神がオタクにオギャるということだ。
引き抜かれたエリリもウタハ先輩もクリエイターとして何をすべきか分かっており、倫理くんという「甘え・怠惰」との戦いをして結局すべきことをしただけなのだが、恵だけはクリエイターではなかったために、倫理くんを「甘え」ではなくクリエイターとして捉えることができた。それによって倫理くんが成長できたということだ。
恋愛要素は実際話にまったく根拠がないものなので、勝つヒロインが誰かみたいな見方はしないほうがいい。
だが最終話の演出は面白かったw あのくらいのラブコメ感をもう少し出していればここまで辛気臭い作品にならなかっただろう。にしても最終話Cパート発言にはワロタw

 

 

 

ひなこのーと 13点

作画4
脚本3
演出3
主観3

とにかくエロにこだわった作品なんだろうw 
脚本に関してはほぼ中身がなく、ワンパターンの展開を繰り返すだけで、ギャグもおもしろくはない。テンプレキャラに萌えだったりエロだったりの展開を入れるためだけの話だった。
そのエロも基本的に巨乳、露出の繰り返しで何とも低俗エンドカード以外は魅力を感じなかった。デカければいいってもんじゃない。
まゆちゃんやゆあちゃんあたりのエロスを描かない限りエロとしては2流でしょう。誰一人下ネタの消費・突っ込みを入れる人物がいなかったのも異様で、ひたすらオタのシコアニメという感じだった。
だがまあそのエロ描写を突き詰めるにあたって作画は安定していたし、ぬるぬるっとした動きが特徴的であった。意味不明なパンチラなどエロに特化する点で演出は一貫されているとは思った。
個人的にこのアニメの一番の魅力はOPであった。「あ・え・い・う・え・お・あお!!」この曲はヤバい。アニソンの真骨頂である。そして過去の名作をひたすらパロっている。
アニメシーンが生み出したアニメというのを表すようなOPだった。

 

 

 


ツインエンジェルBREAK 15点

作画4
脚本3
演出4
主観4

パチスロアニメの第二期ということで、お約束をしっかり守れる優等生アニメであった。なんの新しさもない王道的ストーリーなんだが、それがアツい
敵が仲間になる、けれども倒されてしまう、主人公たちが仲違いする、主人公1がとらわれ主人公2が助けに行く、前作のヒロインが帰ってくる、主人公1が闇落ち復活する、主人公二人の絆が深まり共闘する、倒された仲間が身を挺して主人公を助ける。完璧のヒーローアクションだった。
パチスロ化を踏まえた演出、必殺技シーンなども力が入っていた。とくに変身バンクシーは前作に続く素晴らしい出来、毎回ふりふりは入れてほしいくらいだった。風呂ノルマもちゃんと達成してくれた。
そしてサブキャラたちも個性豊かだった。ころ美のダパーのおかげでだいぶギャグ要素が入った。人気ベテラン声優たちの演技もさすがだった。つづきはパチスロでということか…

 

 

 

エロマンガ先生 17点

作画5
脚本3
演出4
主観5

とにかくかわいかった。安定しているうえに難しい構図をたくさん描いていてよくがんばったなと感じる。
話がそこまで印象的ではないから作画の果たした役割が大きいかった。エルフ先生の話が一番好きだった。11話は良かったけど12話は飽き気味であれが最終回というのは残念。
さぎりちゃん最後外に出るくらいの話だったらあの構成でもいいけど、イマイチさぎりの成長を印象的に描けてない終わり方だったかな。俺妹のキャラが出てきたときは懐かしくてちょっと感動したw
EDについては満点を与えられる素晴らしさだった。まず曲がめちゃくちゃ良い。そしてあのコンテは秀逸。
フィックスのカメラでそんな動きもないけれど、変化のつけ方が上手くて、すごく描写力のあるシーンが生まれていた。好きな曲聞いてるとあんな感じになるよね。かわいいし見ていて楽しい。ほんと毎回見てしまうEDだった。

http://i.imgur.com/rJfYSkv.gif

 

 

 

GRANBLUE FANTASY The Animation 13点

作画4
脚本3
演出3
主観3

ソシャゲの絵を意識した作画ができていて良かった。ストーリーは無難に安定してたけど、12・13話のOVA的展開を持ってきてしまったのはかなり残念。しっかりそれまでのやり方でけじめをつけてほしかった。
でも単体で見た時の13話はかなり良いと思う。ギャグ感強めで、かわいいキャラもたくさん出てきて、女主人公も初登場で違和感なく混じってたし。でもそれやるなら最初からやれよ・・・って感じかなw
BUMP OF CHICKENがOPやってたなあ。バンプの曲の世界観には飛空艇が出てきたりする(Golden gliderツアーとか)ので結構世界観に合ってた。

 

 

 

アリスと蔵六 17点

作画4
脚本4
演出5
主観4

子供と大人の関係、それぞれの心情描写がよくできていた作品だった。
5話まではアクションも多めで紗那ちゃんが心を開くまでの話、それ以降が紗那ちゃんたちの成長の物語といった感じ。
5話はとても良かった。前半パートの最終回といえる見事な脚本演出で感動した。
後半パートは日常を描きながら、さながアリスの夢たちを救いつつ成長していく様子を描いてた。最終回のワンダーランドからの脱出の展開は少し雑な気もした。雛霧姉妹の話は若干内容が薄く感じ、それ以降もあまり登場しなかったので残念だった。
はーちゃんと歩の話はよかった。若干の進みの遅さは感じたが、はーちゃんと紗那の関係性の変化はとても好きだった。
羽鳥ちゃんはかなり現代的というか、礼儀正しくて常識もあるけど、どこか悟ってしまって自分の心に向き合えないような子供。それに対し紗那のまっすぐで正直でわがままで頑固で素直な、本来子供はこうあるべきだろうという願いを感じるような存在。
二人は最初は敵対するけど本心は同じやさしさで分かり合えるという様子をよく表現できていた。
このアニメを通して感じたことは、親と子の在り方についてだ。
蔵六は厳しい人で怒るしちょっと怖い印象もある。しかしそれが自分の責任だと受け止めている。苛立ちで怒ることはない、悪いことをした子供にそれを教えるために怒る、そのためにはどんな場所にでも助けに行く。
子供という存在から圧倒的上位であるという保護者の自覚である。それが大人だということを体現していた。
また早苗というお姉ちゃんの存在。子供は恐怖というモノの影響を一番受けてしまう、その子供を守るためだけ(母と違って叱ることはほとんどない)の存在が紗那を見守っていることで、子供がイケナイことをする余裕が生まれる。
間違いを起こさないと子供は学べない。何が悪かなんて知らないからだ。これは大人は見落としてしまうことだが、彼女は理解できる。蔵六と紗那の間で橋渡しするいい存在だった。
こういう存在がいないと、羽鳥のような屈折した感情が生まれてしまう。それを救ったのは同年代の友達の存在だったが、現実の世の中ではそうはいかない。
紗那のような子供は、社会的に好まれないからいないのだ。子供を見守る余裕は誰にもないのが現状だ。内藤の最後のセリフ、「子供が元気だったら、それはいい世界だよ」という言葉には、「子供」という「アリスの夢」を受け入れらなければいい社会とはいえないというメッセージを感じずにはいられなかった。

 

https://i2.wp.com/utsuyama27.com/wp/wp-content/uploads/2017/05/6baf84b50aa038c5d7b75b939eb6c991.jpg

 

 


ID-0 16点

作画4
脚本4
演出4
主観4

トーリーはとてもしっかりしていた。まずアイデンティティがない存在が世界と向き合うのがテーマとしてはとてもおもしろい
過去の自分とリスタートした新たな自分、ここに対する葛藤があまり深く描かれなかったのは残念。過去の自分を知ってもすぐに自分はイドだというのは考えにくい。
そして他のメンバーも、社会的にドロップアウトした人ばかりであるのに、その描写が少ない。話数的に精一杯だったかもしれないが、他のメンバーがイドと比べると過去を楽観しすぎてるように感じてしまった。
といいつつもメインストーリーの書き方はとても良かったし分かりすかったし、その時々の心象描写はよくできていた。ミクリマヤが最後イドを呼ぶならいっそ恋愛関係をもっと明確に書いてもよかった気もした。
最終回の演出は甲乙つけがたいものだった。炭鉱節的なのは意図は理解できるが、いきなりあそこで入れるのはどうかと思うし、音量が大きすぎてセリフの邪魔をしていた。
エピローグもリックとファルザのギャグで締めたのはおもしろかったが、雰囲気はぶち壊しだと思うw だがアダムスのセリフや心情はかなり深くよく描けていたと思う。
全体を通して個人的に好きになれなかったのは3Dだった。FGAのような手書きは使っていなかったが、それならもう少しモーション、レンダーをブラッシュアップさせてほしかった

 

 

 

ゼロから始める魔法の書 13点

作画3
脚本4
演出3
主観3

雰囲気はよかった。ゼロの人間性がよく分からなかった。感情が薄いのか、豊かなのかはっきりしなかった。ラスボスが仲間になるのは意外だったけど、そんなおもしろい展開でもなかった。
傭兵のキャラは結構好きだった。EDみたいな日々のささやかな冒険譚を期待していた。

 

 

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか? 15点

作画3
脚本4
演出4
主観4

結構ハードなストーリーで、恋愛と命のストーリーという見応えはあるものだった。兵器としての残酷さよりも侵食の残酷さが強くて、闘病モノみたくなってた。
最初から主人公は結局何もできない感を出しすぎて、若干ラストの展開の哀愁が薄れていた。それでも最後の戦いは結構良い演出だった。

 

 

 

月がきれい 14点

作画3
脚本5
演出4
主観3

青春をどれだけそれっぽく描くかにおいてはかなり素晴らしかった。シャドーボクシングはワロタw ただリアルに描きすぎてキャラに魅力がないので本当に青春物語を外から見るだけだった。
共感や感動はほとんどなく懐かしい羨ましいという感想しかなかった。二人が薄い人間すぎるのか、もうちょっと性格を描けたらよかった。

 

 

 

正解するカド KADO:The Right Answer 16点

作画3
脚本4
演出4
主観5

この作品の一番のポイントは、異方が地球外ではなく宇宙外の存在であるということである。SFと捉えるのは誤りだ。異方にサイエンスなど存在してないからである。この作品はSFではなく、テクノロジー論、進化論の観点で見るべきだ。
土に還らないペットボトルとか放射能汚染とか、自然を超える技術は莫大な利益をもたらす。どこかで歪みが生まれてもどうすることもできない。慣れてしまえばどうということないかもしれないけど、ワムはそういう類のテクノロジー進化と捉えられる。
一方でサンサは生物的進化といえる。輸送、写真、通信、メディアといった身体的拡張は常に外側で起こってきた。しかしここで起こる身体性の拡張は内側に対してである。ここはおもしろいなと感じた。
ナノミスハイムは超科学というか、テクノロジーを超えたメタ概念的情報認識だ。現実がゲームであるなら、それを作る3Dモデリングがそれにあたる。
異方とAIをもったスパコンのようなもので、ひたすら情報を食うためにさまざまな演算を繰り返す。その結果、情報では説明変換できないものが生まれた。それが人間だ、という話である。
確かに細かいところの設定や展開は荒いが、大筋の話は考えさせられるようなものだった。0話で半沢直樹下町ロケットを思い出し、その雰囲気を予想していたが全く別物となった。
しかし、サラカの変身登場シーンは予想を良い方向に裏切ってくれた。机上のSF設定をこねくり回すような話ではなく、ある程度有意義な物語として成立させるには必要な展開だった。まともな交渉駆け引きが最後の戦いしかなかったのは残念だった。

 

 

 

 

ソード・オラトリア 11点

作画3
脚本2
演出3
主観3

なぜ本編とここまで差が生まれたか。おそらく原因はキャラにある。
本編はベルが挫折をたくさんして、苦労して努力して感謝するという流れを描けていたが、こちらは最初から有名ギルドの話で、主人公のアイズは最強設定、レフィーヤはアイズが好きで冒険者やってるだけの軽い人間性だ。
その二人の成長を描こうとも大した挫折はほとんどしないし、ろくな苦労努力もない。59階層でやっとギルドがピンチになるとそこそこ面白いのだが、それが最終回である。
もっと過去を描くなり別の場所での苦労を描くしか外伝に道はない。この原作を選んだのが誤りだろう。

 

 

 

視聴継続中アニメ暫定評価!

 

Re:CREATORS 15点

おもしろい話だけど、会話が長すぎるかなあ。全部丁寧に話してくれるから分かりやすいんだけど。あと主人公のトラウマは思ったより軽いな。まみかちゃん死んじゃったの悲しい。でも面白い展開だった。総集編はワロタけどメタギャグが一番面白いって作品として微妙だよね、この作品はそういうとこも含めてクリエイターがテーマになってるからギリギリ許されるけど。

 


サクラクエスト 19点

確実に花いろやSHIROBAKOに次ぐ、いやそれ以上の名作になるかも。めっちゃ大事なテーマを描いてるからすごくいいアニメになってる。話自体は味が濃いわけではないけど堅実でおもしろい。それに対してギャグがいつもサンダルさんのシュールネタなのがいいバランス。1クールでメインキャラ掘り下げが終わった感じだけど、どの筋書きもいい。ただ掘り下げ終わった後は若干それがほったらかしになってるかもなあ。まあこれからもう一回くらい各々あるでしょう。声優もいい感じにバランスとれてる。あと作画は安定してるけど、田舎舞台なんだしもう少し綺麗な自然描写みたいなのいれてもいいんじゃないかな~花いろとかそれがあっただけでかなり良さが出てたから。OP・劇伴も好きだ~

 

 

拡張少女系トライナリー 14点(17点)

作画はちょっと安定しないけど話は面白い。アプリとアニメの組み合わせ、ここまで有効に使えてるのは初めて見た。セットで評価するなら17点くらい。ぜひアプリといっしょに見るべき。アニメ尺では描けない深い心理描写と世界がある。

 

 

信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~ 16点

 安定しておもしろいし見やすい。